塗り足しいる?いらない?データ作成のキホン

2019年10月30日

塗り足しとは

塗り足しとは、紙の端まで印刷が必要なデータを作る際に、仕上がりサイズよりデータを大きく作成しておく処理のことです。
さて、次のうち塗り足しが必要なものはどれでしょうか?

正解は 紙の端までデザインがある BとCです。
外側に塗り足しを作るとこのようになります。

塗り足しはなんで必要なの?

印刷物は紙に印刷されたあと、四辺を断裁して仕上げられます。
断裁は紙を何枚も重ねて行われるため、数百枚を重ねて断裁すると断裁位置に多少のズレが生じる可能性があります。
その際に塗り足しがないと、ズレた分だけ紙の白色が出てしまうのです。

トンボ(トリムマーク)と断裁

「トンボ」はL字が重なっているようなマークを指します。印刷所ではこのトンボを目印にして断裁します。トンボの断裁位置(内トンボ)より3㎜の塗り足しをつくるのが一般的です。

塗り足しがいるかどうかは印刷物の種類によっても異なります。
心配な場合は入稿用テンプレートを使うと安心ですね。
店頭でもご相談をお受けしておりますので、お気軽にお問合せください。

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